◆2014/8/25

こちらの栽培も終盤になってきました。

当初は、こちらで収穫した無農薬野菜をみなさまにも食べていただければ・・と思って始めました。

無農薬ということも含めて、当初の目標を達成できませんでしたが、手応え、改善点を含めて、次回に向けて得たものがありました。

 

第一に、このような大型のハウス(元々は生産の目的で建てられたものではありません)で、真夏の暑さを乗り越えて収穫ができたということ。

通常、35℃を超える夏の高温期(7~8月)になると、花粉が焼けてしまい、着果することが難しく、寒冷地などを除いて、この時期の栽培を避ける農家さんが多いのですが、こちらでは受粉処理をすることなく、ひと夏を通して収穫ができた・・ということは大きな検証にもなりました。

 

その理由として、自動潅水装置による養液の供給ができたことと、エポックなど酵素の作用により植物の生命力と代謝が高められた結果と考えられます。

実際、今年も猛暑になるにつれてキュウリやトマトの価格が高騰しましたね。

例えば、キュウリにおいては、通常20節ほど収穫すると、それより上部は葉が焼けてしまいますが、このハウスでは、吊り下げ方式により、50節ほどまで収穫することが出来ました。

 

大型ハウスの多段収穫の可能性を見出したということがいえると思います。

一方で、やはり高温の影響による葉の劣化も多く、ハモグリバエなどの被害に悩まされ、農薬をかけざるを得なかったことも事実です。

また、今回こちらでは、ハチによる受粉処理、ジベ処理(ホルモン剤による着果処理)などをしておりません。

 

触媒になる虫が入りにくい環境のため、トマトなどは上段まで着果が出来なかったということも課題点としてあげられます。

次第に気温が下がるにつれてそれらの障害も改善され、成長も回復してきましたが、今回はこの辺で栽培を打ち切りとし、次回へ繋げることとなりました。

当初の収量の目標までは達成することができませんでしたが、収穫したものは、毎日職員で存分に堪能させて貰いました。

 

右の写真は私の背丈以上もあるナスです。
ナスってこんなに大きくなりましたっけ?

苗半作といって、苗の出来によってその後の成長の半分が決まるといわれます。

弊社ではこれからも、丈夫で生命力の高い、健康な苗をお届けしていけるよう努めたいと思っています。